2013年2月
静岡県川根茶産地は2月に入って、今年はじめての肥料を茶畑にふっております。
寒い日が続いておりましたが、1月下旬から日中は少し暖かな日が続いております。お茶の芽は冬の寒さの中でしっかりと休眠して、3月下旬ごろから少しづつ膨らんできます。そして4月末ごろには新茶の摘み取りが行われます。
今年もおいしい新茶が収穫出来ることを祈って茶園の管理をしております。
肥料を撒いた後は、耕運機を使って土をしっかりと混ぜ合せ安定した地温、水分や微生物活性を肥料に与える大事な作業です。
今後、雨が降ったり、地温の上昇によって、肥料は土の中を移動して、根に届いてようやく吸収されていきますので、気象条件によって左右されます。乾燥した土では、しっかりとした養分を吸収する事が出来ません。肥料を施す時期も大切になっていきます。