簡単に本格的水出し緑茶が味わえるフィルターインボトルです。お茶の葉を入れ、水を注ぎ冷蔵庫に入れ、1時間から3時間で完成です。
水出し緑茶の作り方
①フィルターインボトルの中に茶葉を約15gほど入れます。
②水を一番上の目盛り(750cc)まで入れフィルターがセットされている注ぎ口をボトルにセットします。
③冷蔵庫で冷やします。冷蔵庫で冷やす時間は1時間から3時間、おいしい水出し緑茶の完成です。
※茶葉により時間等も変わりますので、お好みにより加減してください。
簡単おいしい水出し緑茶の成分分析
水出し緑茶はご家庭で簡単にできます。水で入れたお茶は渋みが苦味が出にくく甘みを感じやすいまろやかで飲みやすくなります。また、水で出した時と、お湯で出した時では抽出される成分が変わります。
下記の表は、相藤農園で販売している一番摘み(100g@1000円)のお茶を2つの温度で抽出した時の成分分析したものです。
上が80度のお湯で2分おいてから抽出した時の成分分析結果、下が2度の氷水で4度の冷蔵庫で60分おいてから抽出した時の成分分析結果となります。尚、分析はユーロフィン・エイコプロリサーチ(株)様で行いました。
この分析結果表の中で①のエピガロカテキンガレードの濃度はお湯出しの時に「92.9mg/100ml」、水出しの時に「25.9mg/100ml」になりました。水出しの時は約27%ほどに減少しております。
緑茶浸出中のカテキンの約70%はエピガロカテキンとエピガロカテキンガレードとなります。エピガロカテキンには免疫活性化作用がありますが、この効果はエピガロカテキンガレードによって弱められてしまうそうです。
水で出した時のようにエピガロカテキンガレードが減少することによって、免疫活性化作用の効果が発揮されます。
次に分析結果表の中で②のカフェインの濃度はお湯出しの時に「65mg/100ml」、水出しの時に「27mg/100ml」になりました。水出しの時は約41%ほどに減少しております。
小さなお子様やカフェインを減らしたい方には水出し緑茶はおすすめです。